足元の橋本にご注意ください

144cm、ミクロ女優の闘いの毎日。まだまだ成長期だと本人は言っているので、見守ってやってください。

真面目だねと言われます。

真面目だねって

言われたこと、何度もある。


だけど


褒め言葉で言われたこと、

あんまり ない。


「真面目だよね」って言われたら


「ありがとうございます」

やっと。最近言えるようになった。


「そうですか?」

と言うのも面倒くさくて


「そんなことないです」

なんて言ってみても


「じゃあ不真面目なの?どういうとこが?」


とか始まるのも面倒くさい


でも


「真面目だねって言われない?」

エスチョンで聞かれると


「はい、言われます」

としか答えられない


それはつまり


全く意図していない

「自他共に認める、私は真面目です」宣言。


これには悩まされる。


こと芝居に関しては、

たしかに真剣に取り組むし

頑張りたいという思いは強い。


でもそれって、

とても良いことじゃない?

わざわざ口に出すことでもなくない?


じゃあ、何に対して…?


面白みがない?

魅力がないってこと?


今まで何度も、悩みました。


でも、こればっかりは、もう仕方ない。

いくら真面目じゃない部分

めちゃくちゃに抱えてたって

わざわざ言うことじゃないし

どっちの自分も

変えられないことなんだから。


まずはめちゃくちゃ考えて

ベースを作って

そこから崩していくやり方しか

まだできないのかもしれない。


人一倍読まなきゃ分からないし

めちゃくちゃ考えた上で

1回忘れてみるやり方でしか作れない。


なぜ、真面目だと言われるのか

なぜ、器用だと言われるのか

なぜ、上手いと言われるのか


それらすべて、

なぜ褒め言葉で言ってもらえないのか


こういうこと深く考えちゃう所を

言われているのかもしれないけど


本当は不真面目で

本当は不器用で

本当は生き方さえも下手くそな


自分を自分だけは受け入れてあげて

進んでいきたい


褒め言葉として使ってもらえる日が

この先 増えていきますように


もっと柔らかさがあればいいのかなぁ


もう性質としては受け入れるしかない

でも、

どの言葉にも、どっちの意味にも、なりたいわけじゃない


なりたいのは


「魅力的な俳優」


それだけ。


 ただ、信じられるのは、1つ。


積み上げたものを

お客様が見てどう感じでもらえるか。


真実は、きっと、お客様の目にある。